自分が嫌いで嫌いで仕方がないと、恋愛も仕事もいろんな場面で躊躇してしまいますし、新しい事にチャレンジもしようとする気が起きてきませんよね・・。
もっと言うと、人と関わることでさえ嫌になるかもしれません。
自分が嫌いになる原因は、細かく言えば色々ありますが、『自分が嫌い!』という気持ちがさらに酷くなってしまうと『自分の無価値観』を感じたりしてしまうところが最大の問題点ではないでしょうか?
では、私たち人間は一体どういう時・どういう自分が嫌いになるのでしょうか?
その代表的な特徴を理解してもらうために、実際の自分が嫌いで仕方ない時の理由・エピソードを12個紹介し、そこから学べる自分が嫌いな心理的な要因と克服をするための方法を解説していきます。
実は、私自身も、自分の事を嫌いで仕方なかった時期がありますが、この方法を毎日意識して実践していたら、自分の嫌いな部分に対して「私ってこういうところあるよね~」程度にしか思わないところまできました。
なのでぜひあなたも参考にしてみてくださいね。
この記事を読んで、少なからず以前よりも自分が好きになれるキッカケになれば幸いです。
自分が嫌い!エピソード12選
その1. すぐにイライラすること
30代
とてもせっかくちなので、毎日小さいことにでもイライラしています。
先日、子供2人を自転車に乗せていて長男を幼稚園に送っていこうとしたときに、
信号を渡ろうとすると長男が帽子を落としてしまい、拾っていたら渡れなくなりました。
自分のタイミングで信号が渡れなかったことと長男が帽子を落としたことにイライラし、
信号を待たずに違うルートに自転車を走らせました。
信号を待った方が確実に近いのに、イライラしてそれができずに、結局結果遠回りすることになりました。
すぐにイライラしてしまう自分が大嫌いで、そのイライラのせいで結局損をしていることが多いのも知っています。
それでもこのイライラする性格はなかなか直らず、困っています。
その2. 外面がいいところ
30代
3年前に今の住まいに引っ越しをしてきて、新しい環境に入りました。
夫と結婚してから引っ越しは5回目で、引っ越し自体慣れていて、
新しく友人などを作ることもあまり苦には感じていませんでした。
私は外面がいいので、それなりに場の雰囲気に合わせて適当に笑顔をつくり、自分をよく見せることができます。
夫の引っ越しに文句なくついてきて、前向きに楽しみながら子育てをして、
友達も多いなどというイメージを持たれがちですが、全くそれが本当の姿でないので、
家の中に入るとその反動でどっと疲れてしまいました。
実際に家での姿や言葉づかいなどを知っている夫には、私の外での姿を見てあきれられてしまうほどです。
この外面がいいところが大嫌いで、このままではいつまでも本当の姿を見せることができずに
苦しむだろうなと思います。
その3. 人の不幸を少し喜んでいるところ
30代
子供が保育所に通っていた頃のことです。
娘は三人組で遊んでいたのですが、ほかの二人とテンポが少し合わないこともありよくはみ出されていました。
それでも一生懸命ついていく我が子をみてもどかしくなり、親としても落ち込んでいました。
他の二人とは一対一のときは仲良く遊ぶのですが、奇数になるとだめで。
その日 迎えに行ったときは珍しく娘ともう一人の子が仲良くして
あと一人は寂しそうにしていました。
それを見た私は大人げなく、
ざまぁみろー!
いつも娘にそんなことしてるんだから たまには娘の気持ちもかんがえたらいいんだ!
って思いながらその子をみてしまっていました。
子供と同じ過ぎる目線で大人なのに狭い心で悲しんでいる人をみて喜んでいる自分がそのとき本当に嫌いでした。
その4. すぐに緊張してしまう自分が嫌いです
30代
中学時代から緊張しやすい性格なのですが、大人になって母親になった今でも緊張する自分が本当に嫌です。
子供が小学校に入ってからも必ず始業式に親の自己紹介があるのですが、
緊張してほとんど聞こえないようなか細い声になりものすごく声が震えてしまうので
明るく大きな声でハキハキと言えるお母さん達がうらやましくて仕方がありません。
先日親友の結婚披露宴があり新婦友人代表としてスピーチを頼まれたのですが、
申し訳なくなるほどに声が震えたっているだけで精一杯になり友達へ伝えたかったこと
半分もいうことができなく悔しい思いをしました。
緊張しないで声も震えなかったらどんなに人生が楽しく輝くだろうかと思うと
自分の性格がつくづく嫌になってしまいます。
その5. 勉強してこなかった分甘い考えな所です。
20代
学生時代ずっと勉強をしてこなくて毎日馬鹿な事ばかりしていました。
しかし 社会人になってから仕事という面で、責任を持つという事を体験しましたが
やっぱりまだ学生気分で自分の考えが甘く、よく上司に怒られていましたが、
ちっとも反省していなかった自分が今は本当にあの時の自分は嫌いだなと感じました。
物事や責任感のなさが本当に昔はなく、いつまでも子供で仕方ないぐらい嫌いでした。
今 このような気持ちになれたのはやっぱり下に部下を持ち、
改めて自分の幼稚さが感じる事ができたからです。
また自分がまだ考えが甘かった時は、やっぱり学生時代に何でも後回しにしたりと
自分を甘やかして成長してきたから社会人になっても、そのまま体だけ でかくなっただけで
考えは変わらなかったんだなと思いました。
その6. 私の言語障害
20代
私は言語障害の一つである、吃音(言葉が円滑に話せない疾病、または障害である。)をもっています。
なので、自己紹介の時など よくどもり、本当に嫌な思い出しかありません。
特に自分が嫌になった時は、高校での音読です。
やっぱりもてたい年頃でもあり、人からバカにされることが一番嫌な時期でもありました。
音読の時にどもると、クラスのみんなからバカにされて、当然ながらクラスの女子からは
バカにされ、どうしようもなく恥ずかしく、自分が嫌になりました。
好きな女の子からバカにされたり、マネをされたりといつもは やさしいあの子が
自分をバカにしている姿を直接的に見ると本当に嫌になりました。
自分が信頼している人からからかいを受けると本当に人間不信になってしまいそうでした。
その7. いいかげんなところ
10代
大学生のころアルバイトをしていて、私はホールの仕事をしていました。
金曜日、土曜日は特に混みあっていて、テーブルは常に満席状態でした。
キッチンも料理を作るのにバタバタで、ホールもオーダーを取ったり、
レジをしたり、新規のお客様を案内したりと、とても忙しく働いていました。
そんなときに、料理が出てきてたまに、
「このお刺身の盛り付けはさすがに雑すぎる…」
と思うことがありました。
それでも、この忙しいときにキッチンの人に作り直しをお願いすることもできずに、自分でお箸で少し盛り付けを直して、お客様に出してしまう自分がとても嫌いでした。
全てに適当にしてしまう、いい加減な生活を直したいと思いながらも、なかなか直せず、ますます自分が嫌いになっていました。
その8. 彼氏をすぐに嫌になってしまうこと
10代
大学生のころに、友達に紹介されて付き合い始めた彼氏は、束縛がとても激しい人でした。
携帯を勝手に見るのは当たり前で、携帯の連絡先に登録されている男性の連絡先はすべて消去されてしまいました。
その彼氏は、私がアルバイトをしていても、他の男性と会っているんではないかと疑い、毎日本当に疲れてしまっていました。
その彼氏のことを情けないと思うようになり、嫌になってしまいました。
昔から、少しでも彼氏の嫌な部分や情けないところを見ると嫌いになってしまい、そんな心の狭い自分が大嫌いでした。
いつまでも本当に人を好きになれないのではないか、人の悪い部分を受け入れられないのではないかと、とても不安にもなりました。
その9. つい自分をよく見せたいと思ってしまうところ
30代
私も姉も結婚して、子供が生まれてそれぞれ子育ての真っただ中です。
子供の年が近いこともあり、子供の写真を送り合ったり、よく姉と母との3人でメールをしあっています。
私の姉は子供が2人いて、もともとあまり料理も好きでないのと最近仕事を始めたので、どうしても夕飯が手抜きになってしまうことがあるようです。
ただ、姉は自分が子育てもうまくして、仕事もこなし、料理は手を抜かず毎日きれいにセッティングをしていると母に思われたくて、つい自分を良く見せようとしています。
姉は母に送る用に、きれいに盛り付けた料理の写真をあえて撮ったり、子供たちに実際は怒鳴り散らして怒っているのに、全く怒っていないなどと言い
怒っていることを隠しています。
自分の本当の姿を見せることができず、嘘の姿を見せ、本当に情けなく見てるこちらは疲れてしまいます。
その10. 大変そうなことはなるべく避けてしまうこと
30代
少し前に、長男の幼稚園のクラスで役員決めがありました。
役員の仕事の内容を聞くと、この1年間の幼稚園のイベントをすべてを仕切らないといけないようで、とても大変だと感じました。
20人くらいいるクラスの他のママたちも、役員はやりたくないようで、みな下を向いていました。
私は次男も保育園に行っていて、時間はあるので役員ができたのですが、なるべく避けたいと思い、誰かが立候補してくれるのを待っていました。
結局、1歳の赤ちゃんがいるママさんが立候補してくれ、役員をしてくれることになりました。
大変そうなことからつい逃げてしまう自分がとても嫌いで、これでは息子の母親としてとても恥ずかしいと感じました。
その11. 衰えた容姿
40代
私は独女で彼氏もいない、寂しい中年女性です。
若い頃には感じなかった老いや、たるみ、体のラインの崩れを酷く感じています。
これだけでも自分が嫌になるのに、職場で若い男性の教育をしなくてはならなくなり、
ガラスや鏡に映る二人の姿を見なくてはならないときに、自分が本当に嫌いになりました。
教育している彼は二十代後半の超イケメン。
しかもスポーツが得意というだけあって細マッチョです。
同じ世代の男性の中でもかっこいい方だと思います。
一方の私は、加齢で頬のシワ、ちょっとデブ、染めても生えてくる白髪。
自分と同じ世代の女性の中でも醜い方なのです。
そして、過剰に劣等感を抱くのでさらに自分嫌いスパイラルに陥りました。
その12. 周りに合わせようとして、なりたくない自分になっていたこと
10代
中学2年生の頃、クラスでリーダー的存在のような女の子がいました。
その子とは席が前後で、次第に仲良くなりました。
私は彼女が憧れの存在で、友達になれて本当に嬉しかったんです。
しかし、憧れのリーダーという顔の他に彼女はいじめっ子という顔を持っており、
そのいじめの標的は私の友達でした。
私は彼女に嫌われたくなかったため、その友達を彼女と一緒にいじめるようになりました。
また、彼女の行動はエスカレートし、学校にメイクをしてきたり授業をサボったりしはじめました。
勿論、私もまた合わせて行動していました。
この行動は悪いことだし、正直抜け出したいと思っていましたが、やはり言い出せませんでした。
そんな自分が嫌で変わりたいと思い、卒業とともに私は中学の同級生とは離れ、連絡手段を絶ちました。
今でもあのころの自分は大嫌いで、その経験を思い出し日々変わろうと努力しています。
もっと嫌になるか?そのままでいくか?
もちろん、自分の事は好きであった方がいいに決まっています。
でも、だからと言って「自分が嫌いだと思っている部分を無視して無理やり好きになれ!」ということを言っているわけではありません。
そうではなく、自分の嫌いな部分があるのならば、嫌いのままにしておくのはあなたのためにもならない、ということに気がついてほしいんです。
例えば、しょっちゅうイライラしているそんな自分がイヤだと思っている場合。
そもそも『イライラしてる自分がイヤだ』と思っているということは、イライラすることが『自分にとって嬉しい事ではない』となんとなく思っているということですよね。
さらに、ひょっとして気がついているかもしれませんが、イライラすると周囲に対する影響もあんまりよくありません・・なので必然的に周囲からのフィードバックも悪くなります。
このように結果的に『イライラしやすい部分を』そのまま放置するという事は、あなたにとって良くないことにもつながるんです。
こうやって、自分のイヤな部分が
- 自分にとっていい現実を作らない
- 自分にとってもいいことではない
- 周囲にとってもよくない。
と、気がつくことができれば「なんとかしなくちゃ!」って思えますよね。
「こんな自分が嫌だ!」という気持ちだけでは、『変えたい!!』まで行くのはどうしても難しいです。
だから、「こんな自分が嫌だ!」と同時に「こんな自分になればもっと人生がよくなる」という、自分にとってよりよい人生を創ることに繋げよう!と意識してみてください。
あとは、ただ自分が嫌いだけじゃなくて「もっと自分を好きになれるとしたら?」というように考えてみましょう。
きっと何かが変わるキッカケが自分で見いだせるはずですよ。
これを読んだらさっそく行動してみましょうね!応援してますよ。