カフェや飲み屋など、社内や恋人などに会社やプライベートの人間関係の不満を言わずにはいられない・・
あなたからすればそれはただ事実を話しているだけですが、周囲からすればただの愚痴になってしまいます。
だからと言ってため込んだりすると、思い出して余計にイライラしたり不満がたまりストレスは増幅していってしまいますよね・・
実は、愚痴を言う事はストレス発散になるのも確かなんです。
実際、女性はコミュニケーションで感情をぶつける傾向があるので、ストレスが発散されやすく、男性よりもストレスはためていない傾向があります。
ただ気をつけないければいけないのが、普通に愚痴をいってストレスを発散しよう!とすると余計にストレスをため込む現実を作りだしてしまう可能性があるんです。
そこでこの記事では、アンケートで得た
『愚痴は確かにストレス発散になるけど愚痴を言う事でより大きなストレス(負荷)が訪れてしまったエピソード』を8つ紹介し
さらに、なぜ愚痴ることでよけいにストレスを招くのか、その理由を紐解いていきます。
- 愚痴ってストレス発散!のつもりが…エピソード1:愚痴が悪口に…気分がよけいに悪くなった
- 愚痴ってストレス発散!のつもりが…エピソード2:Twitterで愚痴っているのがバレる恐怖に襲われた
- 愚痴ってストレス発散!のつもりが…エピソード3:主人にやめてほしいといわれた。
- 愚痴ってストレス発散!のつもりが…エピソード4:愚痴によって友情が壊れてしまった
- 愚痴ってストレス発散!のつもりが…エピソード5:愚痴メールを本人に見られてしまった
- 愚痴ってストレス発散!のつもりが…エピソード6:親族の愚痴を言ってしまい彼がブチ切れ!
- 愚痴ってストレス発散!のつもりが…エピソード7:愚痴をリークされていた。
- 愚痴ってストレス発散!のつもりが…エピソード8:愚痴を上司に話していた。
- 結論:本人に直接意見を言う勇気もないなら愚痴ってもいい事はない。
愚痴ってストレス発散!のつもりが…エピソード1:愚痴が悪口に…気分がよけいに悪くなった
仕事の同僚Aさんとの関係がうまくいかず、同じく同僚のBさんに愚痴を聞いてもらいました。
- 「Bさんにこういう態度を取られた・・腹が立つ!」
- 「でも私も○○なのはよくないから気を付けたい」
などと、愚痴りながら・・でも自分にも非があったと思ったので反省点を見つけながら言っていました。
愚痴を言うことでイライラは軽減されましたが、感情でモノを言ってしまいがちなので「愚痴」が「悪口」になってしまうなぁと思っていました。
なのでイライラがピークの時は何も言わず、ある程度頭が冷えてから(まだ愚痴りたいようなら)言うようにしました。
またBさんの負担にならないかが不安でした。(愚痴を聞くのも気力を消耗するので)
ただBさんは基本的に中立の立場でいてくれたので
- 「どっちもどっち」
- 「それはAさんがよくない」
- 「でもAさんの言いたいこともわかる」
などと落ち着いた意見をくれたのは救いでしたね。
愚痴を言っていたつもりですが・・やっぱり反省点は悪口になってしまったことです。
愚痴は「嫌な気持ち」になるので、できるだけ「楽しいこと」を話したいと思いました。
愚痴ってストレス発散!のつもりが…エピソード2:Twitterで愚痴っているのがバレる恐怖に襲われた
仕事で人間関係のトラブルがあり毎日イライラしていました。
恋人に話をするとただ愚痴を聞いて貰いたかっただけなのに、
- 「そんな時はこうすればいい」といった細々な意見を言われたり
- 「そもそもお前の受け取り方や考え方が間違っている」と否定される
こんな感じで全然共感してくれないので余計にストレスが溜まってしまいました。
なのでTwitterの裏アカウントを作って、どうしても自分の考えを理解してもらえない時は、そこへ愚痴内容をツイートして発散していました。
とにかく辛くて悲しくて、腹が立ち・・
そういうことを言いたくて仕方ありませんでしたね。
ただ、ツイートすることで気持ちは楽になるのですが、
- 見つかったらどうしようという恐怖
- こんなことを愚痴ってしまって自分は酷いやつだと感じる
こういった気持ちになることが多く、結局そこまで発散はできませんでした。
ある程度落ち着いた後は愚痴を消すようにしていましたが、恋人に見つかった時が怖いのでそもそも呟かないようにしました。
こまめに発散できるよう、美味しいものを食べたり趣味に集中したり。。
あとは裏アカウントも消去してツイートする癖を毎日少しずつ治していきましたね。
愚痴ってストレス発散!のつもりが…エピソード3:主人にやめてほしいといわれた。
元々家事も子育てにも全く関与しない主人だったので、イライラしても仕方がないと思うようにしていました。
ですが、困っている時に頼ったり、お願いしても無視されてしまう時には愚痴も言いたくなります。
なので近くに住む実母が我が家に来ていた時に、主人の愚痴を母に言っていたんです。
そしたら子供がある程度話の内容が分かっていたようで・・
後から主人にお詫びと、子供の前で自分の愚痴や文句を言うのはやめて欲しいと言われました。
主人からすると全く家事も子育ても手伝わないので愚痴や文句を言われるのは仕方がないけれど、子供から聞くにはショックを受けるので、子供がいる場所で自分の愚痴を言うのはやめて欲しいとのことでした。
自分も悪いと主人が認めてくれたので、それからは小さいとはいえ、子供の前で主人の愚痴や悪口は相手が誰であっても言わないように気を付けています。
愚痴ってストレス発散!のつもりが…エピソード4:愚痴によって友情が壊れてしまった
彼氏に浮気されたので、「浮気された!」という愚痴を友人(B子)にしていました。
B子と彼氏の浮気相手の女性とは全く関係のない人物だし、B子は仲が良い友人だったので、安心してB子に愚痴を言っていました。
その時はB子も
「その浮気相手の女は最低だね!」
と私に同情してくれていたのですが、後日その彼氏の浮気相手の女性と偶然出会ったらしく・・その場の雰囲気で一緒に飲む機会があったみたいなんです。
その時に、彼氏の浮気相手の女の子とB子が意気投合してしまったようで・・
「アミ(私のこと)なんかより、あなたの方が絶対いい!」
と態度を逆転されてしまいました。
それから、いつどこで誰がどう繋がるのか怖くなり、恋愛の愚痴はSNSなど匿名でできるような場所で相談するようにしました。
愚痴ってストレス発散!のつもりが…エピソード5:愚痴メールを本人に見られてしまった
私は学生時代の時に付き合っていた彼氏がいましたが、彼の嫌な部分が目立ち始めた時に友人に愚痴をつらつらと書いたメールを送りました。
友人が相談に乗ってくれたりしたのでイライラする気持ちが落ち着いたのですが、デートの際彼に携帯を見られてしまいました。
しかも私が友人に
「彼はつまらないし、いちいち探りを入れてくる所も嫌だ。早く別れたい。」
と送ったメールまでも見られてしまいました。
案の定、彼は怒ってその後別れる事になりました。
まさか見られると思っていませんでしたが、正直なことを言うとストレスを抱えていたので、すんなり別れられるキッカケになってよかったなとは思いました
でも別れた後に、その愚痴内容を元カレが周囲に言いふらして、私の印象は悪くなってしまいました・・。
事実ですし・・言ってもいいですけど、証拠が残る事を今後は避けようと思いました。
愚痴ってストレス発散!のつもりが…エピソード6:親族の愚痴を言ってしまい彼がブチ切れ!
彼の実家に行ったのはいいのですが、妹さんの偉そうな態度に私がムカついてしまい、彼の実家からの帰り道につい、彼に『彼の妹さん』の愚痴を言ってしまいました。
やはり、自分の妹のことだから彼も怒りましたし、私もイライラしていたのでケンカになりました。
彼に愚痴を言いすぎた私が悪いのですが、私もイライラが止まらなくて・・
帰り道はずーっと雰囲気が悪いままでした。
その後、自然に仲直りしましたが、妹さんや、親族の愚痴・悪口は、それから言わないようにしようと思いました。
やっぱり自分の身内の悪口って聞きたくないですよね・・。
ケンカもしたくないし、私もイライラしないように気をつけます。
愚痴ってストレス発散!のつもりが…エピソード7:愚痴をリークされていた。
大学時代に付き合っていた彼氏が、いつもデートの時に母親の話ばかりする人でした。
それも私と母親を比較する話ばかり。
毎回なので流石にストレスがたまり、当時仲の良かった女友達C子に
「マザコン野郎がさー・・」
と彼氏の愚痴を言ってストレス発散していました。
彼氏と友人のC子は特に接点もなく信頼できる子でしたし、愚痴を言っても他には漏れないだろうと思い、頻繁に愚痴を言っていました。
しかし三ヶ月くらいが過ぎたときに、いきなり彼氏から振られ、さらに暴言を吐かれました。
聞けば私の友人C子から全部(愚痴っていた内容を)聞いたと言います。
友人C子に聞いてみると、実は友人C子は私に言えなかっただけで、ずっと彼氏のことを好きだったんだそうです。
でも彼氏には私がいたので自分の思いを秘めて、それこそ見ているだけの忍ぶ恋をしていた・・とか。
そんな友人C子に彼氏の愚痴を聞かせてしまっていた私。
ついにC子は我慢出来なくなり彼氏にリークしたようです。
友人C子には謝罪されましたが、むしろ友人C子の話を知ったからには謝罪したいのはこちらです。
好きな人のことをぼろかすに言われているのを聞いているのはつらいですもんね。
友人C子とは和解をし今も仲良しですが、他人の愚痴はどんなに仲が良かろうと他言するのは止めようと固く誓った出来事でした。
愚痴ってストレス発散!のつもりが…エピソード8:愚痴を上司に話していた。
私は当時、仕事の人間関係の愚痴を言って発散をしていました。
ほとんどが上司の愚痴だったのですが、
- 仕事を人任せにするところ
- 威張ってすぐに怒るところ
こういった事が私は理解することができずに、同期に愚痴っていたんです。
同期も同調してくれていて、その場では愚痴を話すことですっきりしていたし、凄く楽にはなっていました。
ですが、ある日同期がふらっと私が愚痴っていたことを上司に話してしまったようで・・一気に会社内で広まってしまいました。
それからというもの会社にいずらくなりましたし、同期ともあまりしゃべらなくなりました。
もう同期にも絶対に話さないですし、昔からの信用している友人にしか話さなくなりました。
凄く良い勉強にもなりました。
結論:本人に直接意見を言う勇気もないなら愚痴ってもいい事はない。
愚痴を言う事で、結果的により自分にストレスをためてしまうパターンを紹介しました。
愚痴は自分もっている環境や相手への不満です。
だからその不満のもとは、本来は解決したほうがいいことでもあります。
しかし、
- 愚痴ることそのものが目的になる
- 本人にも意見ができずにいる
のなら、上記で紹介したような余計に悪い方向に行くような結果を招きがちなので、しない方がいいと言えます。
愚痴を言うのはよくない・ダメと言いたいのではなく、愚痴を言う事で余計に自分にストレスを与える可能性があるということです。
ただ、何も言わない・・というのもそれはそれでストレスもたまりますよね。
愚痴を言ってもストレス、言わなくてもストレス・・と、どちらにしてもストレスをためる可能性があるのならば、愚痴を言ってしまいましょう。
その際には〇〇〇〇の記事にあるように愚痴の上手な伝え方をしたほうがいいですね。
私たち人間はコミュニケーションの中で『感情』も交換しているので、愚痴を言うと相手に対して同じ感情が伝染する可能性があるからです。
もし、何かを変えようと思わないのならば、愚痴を言わずに愚痴以外のストレス発散方法を学んでおくとあなたの助けになりますよ。
そこら辺に関しては他の記事に書いてあるので是非ご覧になってくださいね。