というのも、なぜか私は『ファーファ』って名前や、あのカワイイくまのマスコット的に「アメリカのやつ?(ダウニー系)」だと思いこんでいたんです(笑)
そして「アメリカ(海外)のやつ」は、においとかもキツイ系だと思っていて完全にスルーしておりました(汗)
・・が!!実は『ファーファ』はれっきとした日本の企業さんで、日本の商品なんです!
そう!Made in Japan!!!
と、このように『ファーファ』が日本の企業だと知った私は、『ファーファ』について色々調べまくるうちに、どんどん『ファーファ』が気になりだしてしまいました!
中でも気になったのが、今回レビューする「無添加なのに満足の洗い上がり。香りが苦手な人のための、安心ランドリーシリーズ」と謳って いるファーファ フリーアンドの「香りのない洗剤(濃縮タイプ)」です。
そして、数週間実際に使ってみて私が出した結論は
オススメな人
- 無添加系が好きだけどコスパ重視の人
- 香りが苦手な人
オススメできない人
- 肌刺激が気になる人(敏感肌や赤ちゃん)
- 汚れた洗濯物が多い家庭
となりました。
ではさっそく、この私が出した結論について詳細を伝えしていきます。
ファーファ フリーアンド 「香りのない洗剤」のレビュー
では早速、ファーファ フリーアンドの「香りのない洗剤(濃縮タイプ)」(中性洗剤)をレビューします。
ファーファ フリーアンドの「香りのない洗剤(濃縮タイプ)」の成分はボトルを見ると
- 界面活性剤(18% ポリオキシアルキレンアルキルアミン)
- 酵素
とこの2種類のみの表記ですが、ファーファ公式HPで確認すると下記のようになっています。
ファーファ フリーアンド 「香りのない洗剤」の成分
水 バランス剤 ポリオキシアルキレンアルキルアミン 界面活性剤 ポリオキシアルキレンアルキルエーテル 界面活性剤 第四級アンモニウム塩 界面活性剤 酵素 酵素 クエン酸 pH調整剤 防腐剤 防腐剤
「ポリオキシアルキレンアルキルアミン」について調べても詳細が出てこなかったのでファーファに直接問い合わせてみました。
「ポリオキシアルキレンアルキルアミン」とは陰イオン界面活性剤の一種で、植物(ヤシ油・パーム油)由来の界面活性剤とのことでした。
香りのない洗剤ということで、
- においで頭が痛くなるから無香料のものを使いたい
- 洗剤の人工的な香りが苦手
- スメルハラスメントが心配だから無香料の洗剤を使いたい
そんな方にピッタリの洗剤といえます。
そして魅力的なのがコスパ面。
以前私が使用したことのあるシャボン玉石けんの「シャボン玉スノール(無香料)」と比べてみましょう。
ファーファ 「香りのない洗剤」 | シャボン玉石けん 「シャボン玉スノール」 | |
内容量 ※ボトルタイプ | 500g | 1000ml |
価格(2019年11月amazonしらべ) ※ボトルの値段 | 457円 | 900円 |
1回の洗濯で使う量 (例:4人家族の場合) ドラム式:4.5キロ 一般:55L | 20g | 90ml |
1回あたりのコスト | 約18円 | 約81円 |
こうして比べてみると、ファーファの「香りのない洗剤」はめちゃくちゃコスパがいいのがわかりますね。
無香料かつコスパもよし!で主婦の味方な洗濯洗剤といえます。
ちなみに口コミもとてもいいです。
無臭の中性洗剤を探していました。
期待通り、無臭です。登山ウェアの汗も落ちます。
液体自体は、ボンドのような香り。ボトルに鼻を近づけて意識的に嗅がないとわかりません。もちろん、洗濯物には一切においは残りません。それまでアクロンを使っていましたが、規定量の1/3に減らしても臭いが強すぎて、買い替えました。
あんなに臭いが強いと、本当に汚れが落ちたのかどうか逆にわからないので、今後はこちらを使います。液体は無色透明サラサラ。ドロっとした他製品と違って、ドラム式洗濯機の洗剤入れに固まって残ることがなさそうです。
本当に匂いがなくて快適です。おしゃれ着用洗剤は匂い付きのものが多いので、同じ中性洗剤ということで大丈夫そうなものは代用しています。柔軟剤も無香料のものを使っています。
旧商品から愛用しています。
香りを纏うと頭痛がするので、私にとって洗濯洗剤を選ぶ際に一番重要なのは無香料であることです。
次に重要な点である汚れ落ちも良いです。梅雨で雨続きで部屋干し率が高いのに嫌な臭いがゼロです。
旧商品もでしたが、すすぎ1回というのも非常に便利です。
しかも!旧商品には無かった特大詰め替え用(4.5kg)がラインナップにある!最高です。何も言うことありません。
このように、今まで悩まされてた「洗剤のにおい」問題から開放された人も多いようです。
ファーファの「香りのない洗剤」の3つのデメリット
その1:ファーファの「香りのない洗剤」”のみ”で使った場合のデメリット
口コミでは「本当ににおいがない!」と大絶賛でしたが、ファーファ フリーアンドの「香りのない洗剤(濃縮タイプ)」の洗剤がどんな感じなのか探求するため、単体使い(柔軟剤などは使わない)で使い続けてみたところ、私の場合はどうしても「におい」が気になりだしました。。
それは、生乾きやカビ臭いとかとは違う、それは今までにあまり嗅いだことのないにおいで、どうやって表現していいのかわかりませんが、油?(脂?)のようなにおいです。
そして調べるとこれが「皮脂臭」なのだと判明しました。
つまり「皮脂よごれ」が落ちきっておらず、そこに雑菌があつまってイヤなにおいを発生させていたのです。
今までミヨシの「そよ風」やシャボン玉石けんの「シャボン玉スノール」を単体使い(柔軟剤ナシ)で使ったことがあるのですが、そのときには嗅いだことのない「におい」なので、ファーファ「香りのない洗剤(濃縮タイプ)」を単体で使ったことが原因だと考えられます。
検証から原因は「洗浄力」と判断
今までミヨシの「そよ風」やシャボン玉石けんの「シャボン玉スノール」の単体使いでは何ともなかったのに、ファーファの「香りのない洗剤(濃縮タイプ)」を単体で使ったら突然「油(脂)臭いにおい」が洗濯物からしだしたことから、原因は洗剤自体の洗浄力にあると推測できます。
というのも、下記を見てみてください。
ミヨシ 「そよ風」 | シャボン玉石けん「シャボン玉スノール」 | ファーファ 「香りのない洗剤(濃縮タイプ)」 | |
洗浄成分 | 純石けん分 (35%脂肪酸カリウム、脂肪酸ナトリウム) | 純石けん分 (35%脂肪酸カリウム、脂肪酸ナトリウム) | 界面活性剤(18% ポリオキシアルキレンアルキルアミン) |
液性 | 弱アルカリ性 | 弱アルカリ性 | 中性 |
上の図を見てわかるとおり、「そよ風」と「シャボン玉スノール」に共通していえるのは、洗浄成分が「せっけん成分」であり「弱アルカリ性」であることです
対して「香りのない洗剤(濃縮タイプ)」の洗浄成分は「ポリオキシアルキレンアルキルアミン」と石鹸ではない合成の界面活性剤で「中性」です。
弱アルカリ性の洗剤は中性の洗剤と比べると洗浄力が高く、皮脂汚れやタンパク質汚れの洗濯に向いているという性質があります。
弱アルカリ性は中性に比べて洗浄力が高く、皮脂汚れやタンパク質汚れの洗濯に向いています。いっぽう、中性は弱アルカリ性に比べて衣類にかかる負担が少ない
引用元:価格.comマガジン「洗濯王子がおすすめする、洗濯洗剤の正しい選び方・使い方」より
つまり、中性洗剤であるファーファ「香りのない洗剤(濃縮タイプ)」の洗剤は「そよ風」や「シャボン玉スノール」と比べると洗浄力が落ちてしまうという事がいえますよね。
その結果ファーファの「香りのない洗剤」では皮脂汚れが落ちきらずにそこに雑菌がわいて「におい」が発生したと結論づけました。
ファーファの「香りのない洗剤」を単体で使い続けた結論
自分で検証した結果、ファーファの「香りのない洗剤」は必ず柔軟剤の「香りのない柔軟剤」と一緒に使った方がいいという結論に達しました。
というのも「香りのない洗剤」の単体使いではにおいが気になりすぎたので、香りのない柔軟剤を一緒に使ったところ、「イヤ~な油?(脂?)のにおい」がおさまったのです。
これは「香りのない柔軟剤」にも使われている界面活性剤「第四級アンモニウム塩」の性質である殺菌・抗菌作用がダブルで働いたからからだと推測します。
なので、この「香りのない洗剤」を使う場合には必ず「香りのない柔軟剤」と一緒に使うことをおすすめします。
また、ファーファの「香りのない洗剤」が中性洗剤なので、洗浄力面を考えたときに、あまりに汚れ・においがひどい洗濯物の場合には別で部分洗い(もしくは酸素系漂白剤に付け置き)してから洗濯した方がいいと言えます。
その2:肌刺激が気になる
ファーファ フリーアンドの「香りのない洗剤(濃縮タイプ)」には「第四級アンモニウム塩」が入っています。
「第四級アンモニウム塩」とは陽イオン(カチオン)界面活性剤という一番皮膚刺激・毒性が強い界面活性剤なんです。
ただ、「第四級アンモニウム塩」と言ってもいったいどんな成分かなのかが漠然としているため、詳細を知るためにファーファに直接問い合わせてみました。
すると「第四級アンモニウム塩」の成分の詳細については社外秘になっているため、答えられないとの回答をいただきました。
ただ、
- 植物由来(パーム油・ヤシ油)
- 子供の衣類などにも使えるもの
ではあるそうです。
植物由来とは言え・・「第四級アンモニウム塩」が配合されているとなると、
その性質上、あなたが
- 敏感肌
- 肌にやさしい洗剤がお好み
- 家族に赤ちゃんやアトピーの子供がいる
こういう場合には心苦しいですがどーーしてもオススメできません(汗)
肌刺激のないもので無香料な洗剤がいい!という場合には「シャボン玉スノール」をオススメします。
その3:「香りのない洗剤」はお店になかなか売ってない
ファーファ フリーアンドの「香りのない洗剤(濃縮タイプ)」を探しに10店舗以上ドラッグストアやスーパーを回ってみましたが、扱っている店舗はありませんでした。
もちろんamazonや楽天といったネットショップで購入することができるので、正直問題ないなぁとは思ったのですが、それでも万が一、
洗濯物の量が多くて2回洗濯機を回さなきゃいけないのに、いざ2回目をまわそうとしたら洗剤が足りなかった!
といった超緊急事態に近隣のドラッグストアで購入できないのは、デメリットになりえるかな?と思ったので、念のためデメリットとして記述しておきます。
ついでに、ファーファの香りのない柔軟剤のレビュー
確かに「香りがない柔軟剤」という名前だけあって、こちらも全然においがしません。
洗濯時に、柔軟剤を洗濯機の中に投入するときにもにおいませんし、洗濯が終わって洗濯機の蓋をあけてもにおいはしません。
もちろん、干すときも、乾燥後もにおいがしません。
厳密にはボトルの蓋をあけてクンクンにおいを嗅ぐと「ケミカル」なにおいがします。
ただ、毎回蓋をあけてクンクンにおいを嗅ぐことって日常的にないと思うので、「においがする」という条件からは外しますね。
確かにこれだけ無香料ならば
- においのある柔軟剤は頭も痛くなるしイヤだ!
- 電車や会社などでスメハラになってないか気になるから無香料タイプがいい!
- 衣類からにおいがすると、香水をつけたとき混ざってくどくなるから、無香料の柔軟剤を使いたい!
という人にはピッタリの柔軟剤と言えます。
ちなみに、においのある柔軟剤はイヤだけど、におい以外の柔軟剤効果(静電気防止や柔軟効果)はほしい!という希望にもしっかり応えてくれます。
実際に、ファーファ「香りのない柔軟剤」の成分を見てみましょう。
ファーファ「香りのない柔軟剤」の成分
水 バランス剤 エステル型ジアルキルアンモニウム塩 界面活性剤 アルキルイミダゾリン型カチオン 界面活性剤 ポリオキシエチレンアルキルエーテル 界面活性剤 エチレングリコール 安定化剤 塩化カルシウム 粘度調整剤 エチレンジアミン四酢酸ナトリウム 水軟化剤 防腐剤 防腐剤 ジブチルヒドロキシトルエン 酸化防止剤
この「エステル型ジアルキルアンモニウム塩(第四級アンモニウム塩)」は「陽イオン界面活性剤」に分類され、
- 柔軟性
- 帯電防止性(静電気防止)
- 殺菌性
という性質を持っています。
陽イオン界面活性剤とは
水に溶けたとき、親水基の部分が陽イオンに電離する界面活性剤です。石けんと逆のイオンになっているため、「逆性石けん」と呼ばれることもあります。一般に、マイナス(負)に帯電している固体表面に強く吸着し、柔軟性、帯電防止性、殺菌性などの性質があるため、柔軟仕上げ剤やリンス剤、消毒剤として利用されています。
参照元:石鹸百科「界面活性剤の種類」より
このことから、柔軟剤のにおい以外の良いところをちゃっかりと取り入れることができるのです。
実際に使ってみても、タオルもほかのにおいつきの柔軟剤と同じようにフワっとしていて柔軟性に問題ないことがわかります。
さらにさらに!ファーファ フリーアンドの「香りのない柔軟剤」もとてもコスパがいいんです!!
下記の表を見てみてください。
どれだけコスパがいいのかわかりやすいよう、私が肌にやさしい柔軟剤としてお勧めしている「ラコルベイユ」の柔軟剤の無香料タイプのものと値段を比較してみました。
ファーファ 香りのない柔軟剤 | ラコルベイユ 無香料の柔軟剤 | |
内容量 ※ボトルタイプ | 500ml | 600ml |
価格(2019年11月amazonしらべ) ※ボトルの値段 | 457円 | 1400円 |
1回の洗濯で使う量 (例:4人家族の場合) ドラム式:4.5キロ 一般:55L | 30ml | 30ml |
1回あたりのコスト | 28.5円 | 70円 |
ラコルベイユの無香料タイプの柔軟剤の半分以下で「無香料」の柔軟剤をゲットできるのでとっってもコスパが良いのがわかりますよね。
このようにファーファ「香りのない洗剤」は
と悩んでいるあなたにピッタリな商品といえます。
「香りのない柔軟剤」のデメリット
「香りのない洗剤」のデメリットを紹介した時にもチラっと触れましたが、「香りのない柔軟剤」には「第四級アンモニウム塩」が入っています。
「第四級アンモニウム塩」は界面活性剤の中でも一番皮膚刺激・毒性が強い界面活性剤です。
そして「柔軟剤」の場合、柔軟効果を発揮するするために衣服やタオルの繊維に残らなきゃいけないんですね。
そのため、付着している成分が肌への刺激になってしまうのでは?と非常に気になるところ。
なので、
このブログでは赤ちゃんや小さなお子さんがいる家庭・アトピー持ちの方には非推奨とさせていただきます。
と思ったらぜひ「アミド型アルキルアミン」という界面活性剤が使われている「ラコルベイユ」の無香料タイプをつかいましょう。
ファーファの「香りのない洗剤」で香料から開放されちゃう!けど単体使いはオススメしない
ファーファ フリーアンドの「香りのない洗剤(濃縮タイプ)」は、確かに洗濯の最初から最後まで「香料のにおい」がしません。
なので「○○フローラル」といった人工的なにおいがイヤで、無香料タイプの柔軟剤を探している人には本当にピッタリの洗剤です。
ですが、私の場合はどうしても洗い不足になってしまうのか「皮脂臭」が気になったので、「香りのない洗剤」を単体で使うよりは「香りのない柔軟剤」も一緒に使うことをオススメします。
しかしながら、「香りのない洗剤」も「香りのない柔軟剤」も「第四級アンモニウム塩」が入っていることから
- 肌が弱い人(アトピーの方)
- 赤ちゃんや小さなお子さんがいる家庭
にはおススメすることができなくなってしまうので、そこが残念です(涙)
でも、もしあなたの家庭が
子供ももう大きくなってきたし、敏感肌やアトピー体質の家族がいない
ならば、コスパがめちゃくちゃ良くお財布にやさしいところを考えると使って損はありません。
ファーファ フリーアンドの「香りのない洗剤」を使って、においで悩まされる日々やストレスとおさらばしましょう!
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