食洗機使いたいんだけどね~、ラクそうだし。
でもドラッグストア行っても洗剤がキツそうなのばっかりしか売ってないしさ。
洗剤がキツイってなると色々気になっちゃうから結局食洗機は使ってないわ~!
と、ある日2歳の子供を持つママ友とこんなお喋りをしていたのですが、確かに食洗機用の洗剤ってなんか成分的にキツそうなのばっかりですよね・・(汗)
赤ちゃんや小さな子供がいると
「これ使って大丈夫なのかな?」
って不安になってしまうのも当然です。
うちの子供たちはだいぶ大きくなりましたが、それでも何だか気になってしまいます(汗)
幸いなことにうちの食洗機では「重曹」が使える仕様ため「重曹」を使っていたのですが、ママ友の家の食洗機をはじめ、全部の食洗機が「重曹」が使える仕様ではありません。
優しい系の食洗機用の洗剤がないからと言って、赤ちゃんや小さな子がいる家庭は食洗機を使うのをやめておく・・だなんてもったいない!
と強く感じ、さらにナゾの正義感が沸いてきてしまったおせっかいオバサンえみは、ママ友との会話を終えてから
「食洗機用の洗剤で赤ちゃんや小さな子供がいる家庭でも安心して使えるのってないのかな?」
と調べ始めました。
そして、良さそうなものを見つけたのです!
それが「シャボン玉石けん」さんから出ている「シャボン玉 食器洗い機専用」という洗剤です。
こちらの食洗機用の洗剤の最大の魅力は
合成界面活性剤不使用
なところです。
これは・・良い!!と思った私は早速買って使ってみました。
そして使い続けるうちに以下のような結論にたどりつきましたのです。
メリット
- 成分がシンプル安心できる内容だから赤ちゃんや小さなお子さんがいる家庭でも安心して使える
- 環境にもやさしい
デメリット
- 店舗では購入できない(売っているお店を見たことがない)
- 使用時に「くしゃみ」が出そうになる
ではさっそく、実際に私が使ってみた感想も写真つきでお伝えしていきますね!
食洗機用の洗剤「シャボン玉 食器洗い機専用」は安全な成分が配合されている
合成界面活性剤が不使用
なことと、
入ってる成分がたったの3種類、かつ安全な成分で安心できるからです。
シャボン玉 食器洗い機専用の成分はたったの3つ
- 水軟化剤(グルコン酸塩)
- アルカリ剤(ケイ酸塩)
- 漂白剤(過炭酸ナトリウム)
以前「【食洗機用洗剤】汚れがよく落ちるから家事を休みたい時の食器洗いを安心して任せられる!」の記事で、「P&G」からでている「JOYのジェルタブ 3D」を紹介したのですが、この「JOYのジェルタブ 3D」だと下記のようにたくさんの成分が入っています。
「JOYのジェルタブ 3D」の成分
- 界面活性剤(14% ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)
- アルカリ剤(炭酸塩)
- 水軟化剤(クエン酸塩)
- 安定剤
- 増粘剤
- 漂白剤(炭酸塩)
- 漂白活性化剤
- 酵素
こうやって比較すると、成分の種類が少ないことが明確にわかりますよね。

ではそれぞれの成分を1つずつ解説していきましょう!
①水軟化剤(グルコン酸塩)
水軟化剤(グルコン酸塩)とは・・
水軟化剤(グルコン酸塩)とは、ガラスなどの食器のくもりを防ぐ成分のことです。水道水中にあるミネラル分(金属イオン)を除去するのが水軟化剤(グルコン酸塩)です。
グルコン酸塩は、トウモロコシのでんぷんを原料としており、食品添加物としても使用されています。生分解性が良く、環境にもやさしい物質です。引用元:シャボン玉石けんオンラインショップ よくある質問「【台所用食器洗い機専用】水軟化剤(グルコン酸塩)とは何ですか?」より
②アルカリ剤(ケイ酸塩)
アルカリ剤(ケイ酸塩)とは・・
アルカリ剤(ケイ酸塩)とは、食洗機の詰まりや食器のくもり、白いカスの付着を防ぐ成分のことです。「食器洗い機専用」では、天然の珪砂(けいしゃ)と塩を原料にした結晶性層状ケイ酸塩を使用しております。この結晶性層状ケイ酸塩は、洗浄時に数ミクロンまで微細化しておりますので最後は水に溶けます。よって、食洗機の排水パイプ、河川や湖沼に堆積することはありません。
なお、これは珪砂(けいしゃ)と塩が出発原料であり、有機物ではありません。 よって、微生物の生分解はなく、自然に広く存在する形で水に溶け込んでいきます。引用元:シャボン玉石けんオンラインショップ よくある質問「【台所用食器洗い機専用】アルカリ剤(ケイ酸塩)とは何ですか?」より
珪酸塩類を主成分とする砂質の堆積(たいせき)物や風化生成物のうち、とくに石英粒を多量に含むもので、白色粗粒の砂である。天然には花崗(かこう)岩や珪岩の風化過程で、化学的分解を受けにくい石英粒子が、流水に運ばれ河床や海底に集まって沈積すると生ずる。土壌において砂の含有率がきわめて高い砂土の場合に珪砂土とよばれることがあるが、肥沃(ひよく)性と保水性に乏しい土壌となる。人工的に珪岩を砕いてつくった珪砂もあり、これはシリカの含有率が99%以上で、ガラスの原材料となり、また宝石などの研磨用に使われる。
引用元:コトバンク 日本大百科全書(ニッポニカ)の解説「珪砂」より
つまり簡単に言えば、岩石がくずれて粉状?砂?みたいになったのと、塩を原料にしてるってことだね。
食べられるものではないけど、自然界に存在しているものだと知ったらまたまた安心できるね!
③過炭酸ナトリウム
過炭酸ナトリウムとは・・
『環境への安全性・危険性』
酸素系漂白剤の成分の一つの炭酸ソーダは炭酸ナトリウム、ソーダ灰ともいわれ、自然界にも存在する無機質です。そのため生物分解される必要がなく、環境負荷が少ないものと言われています。しかし、もう一つの成分である過酸化水素の方は環境にやや負担があります。環境に対しては、長期的にみると、酸素と水に分解されるので問題ありませんが、短期的には水生生物に毒性がある区分2に分類されています。このようなことから、酸素系漂白剤は、重曹やセスキ炭酸ソーダなどのほかのナチュラル系材料に比べると環境への負荷がやや高いものだとわかります。
『人への安全性・危険性』
酸素系漂白剤はアルカリ性が強い(=タンパク質を分解する)ので、直接皮膚に触れたりするのは避けるべきです。また、目に入ったりしないように注意が必要です。特に過酸化水素は経口、経皮、吸入などで体内に入ると危険な物質なので注意が必要です。上の表にあるように皮膚刺激や発がん性、急性毒性などがあります。
食洗機用の洗剤「シャボン玉 食器洗い機専用」の安全性はわかった!でも汚れ落ちはどうなの?
実験するのは、このベタベタっとした油汚れのお皿です。
これをそのまま(笑)食洗機にいれてスイッチをON。
そして食洗機が終わって、ドキドキしながらあけてみると・・!!
ピカピカになってました!!!
たった3つの成分しか入っていないのに(さらに優しい成分)なのに、こんなに汚れを落としてくれるだなんて素晴らしいですね!
「シャボン玉 食器洗い機専用」を使う時の注意点
この「シャボン玉 食器洗い機専用」の使用量は1回につき
- 4~5人用(通常汚れ)4.5g
- 6~8人用(通常汚れ)9g
となっています。
しかし!この「シャボン玉 食器洗い機専用」には計っていれる軽量スプーン的なものがついていないんです!
と思っていたら、パッケージの裏に料理用の小さじすりきり一杯で約3gと記載がありました(汗)
私の場合は、料理用の小さじとは分けたいと思ったため、ダイソーでこんな小さじをゲットして「食洗機洗剤専用」として使っています。

ちなみにこの小さじのではかると、すりきり一杯で約5gありました(汗)

計量に使用するスプーンによって量が変わってくるので、一度どれくらいの量がすくえるスプーンなのか確認すると良いと思います。
一か月間使い続けてみた結論

実はここだけの話、この食洗機用の洗剤を使う前までは正直
と思ってました。
がしかし!ここ1か月間使い続けてきた感想は
結構汚れをズバズバ落とすじゃんっっ!!!
と、驚きを隠せません(笑)
しかも今まで重曹を使ってましたが、重曹を使ってた際にはあった「仕上がりがなんか粉っぽいなぁ・・」は今のところありません。
もちろん、なんでもかんでもズバズバ落とすというわけではないですから落ちない汚れもあります。
カレーをザザっと落としたお皿を食洗機に投入!
それに、「JOY ジェルタブ」と比べたら体感的に洗浄力は下回る気がします。
ですが!!
フツーに使うぶんには全く問題ありません。むしろこの成分内容で、この洗浄力なら神レベルかっ!と思うほどです。
あまりに感動してしまった私は、今まで使っていた「重曹」をあっさりやめて、この「シャボン玉 食洗機専用」に変えてしまいました。
そして、今までは食洗機を使うのは1日1回にしていましたが、使いやすさ・洗い上がりが快適すぎて1日に3回は使うようになってしまったんです!
現段階では食洗機用の洗剤は「シャボン玉 食器洗い機専用」以外は考えられないですね。
「シャボン玉 食器洗い機専用」をうまく活用していくポイント
この「シャボン玉 食器洗い機専用」をうまく活用するには3つのポイントがあります。
- つけ置きはする
- 汚れがそこそこあるものは軽く予洗いをする
- 汚れが強く、落ちそうにないなと思ったもののみ手洗いする。
この3点です。
基本、軽い汚れぐらいならつけ置き後、流水でジャジャっと流す程度でOKです。
ただ、つけ置き&流水では落ちなかった汚れの場合は、②の「軽く予洗いする」をします。
軽く予洗いするというのは、サササっとクルクルぬぐうように洗うことです。
で、このサっと軽く洗うのはアクリルタワシ(洗剤を使わずに洗える)を使うのをオススメします。
この食洗機用の洗剤は赤ちゃんがいる家庭にオススメ!だけどデメリットもある…
デメリットその1:お店に全然売ってな~い!
ドラッグストアや大きいショッピングセンター(イオンなど)を10店舗以上回って探してみましたが「シャボン玉 食器洗い機専用」はどこにも売ってませんでした・・(涙)
もちろん、楽天やAmazonでは普通の購入することができるので、そこまで問題ではないのかもしれませんが、
お店でもネットでも買える安心さがない
ことは確かなので、お店で購入できないのはデメリットですね。
デメリット2:くしゃみがでそうになる
「シャボン玉 食器洗い機専用」の粒子が細かいのか、スプーンですくって食洗機に投入しようとするときに、細かな粉が舞うようで、鼻がムズムズし、くしゃみが出そうになります(汗)
今では「シャボン玉 食器洗い機専用」を投入するコツを覚えたので、使う時になるべく顔から遠ざけたり、顔をそむけたりしながら投入してるので気にならなくなりましたが、
- 鼻が敏感な方
- 喘息気味の方
などにはちょっと苦痛を感じるかもしれませんので、デメリットとして紹介いたします。
結論:食洗機用の洗剤で赤ちゃんやチビッ子にも使えるオススメの洗剤!
赤ちゃんや小さなお子様がいる家庭にとって食洗機って便利だけど、洗剤がキツそうだと、なんだか使ったらいけないような気がしちゃいますよね。
でも、赤ちゃんやお子さんが小さくて普段が大変だからこそ、洗い物くらいは食洗機に頼ってほしいです!
だから、ぜひ「シャボン玉 食器洗い機専用」を使って、洗い物を楽してくださいね。
その分、自分のゆっくりタイムにしちゃいましょう!